気がついたら、デスクトップ画面に開いているフォルダーが5個とか10個とかになっていることがあります。

複数のフォルダーの中に、必要なファイルが入っているため、色んなところのフォルダーを複数開かないと作業することができないことが多々あります。

複数開いているフォルダーを、WEBサイトのように１つのブラウザで複数のサイトが見れるようになると便利だと思いました。

そこで今回は、フォルダーをタブ表示に対応してウィンドウを整理したいと思います。

フォルダーをタブ表示に対応してウィンドウを整理する

以前、「 QTTabBar 」というフリーソフトを使ってフォルダーやエクスプローラーをタブ表示していましたが、タブ表示が下に表示され、操作性がいまいちだったので使わなくなってしまいました。

でも、やっぱり、複数のフォルダーやエクスプローラーのウインドウを開いていると探す手間暇もありますし、デスクトップがフォルダーだらけになってしまうということもしょっちゅうです。

そのため、他のソフトを探していたら「Clover」という無料ソフトを見つけました。

このソフトは、インストールするだけでエクスプローラーがタブ表示され、頻繁にアクセスするフォルダーはブックマーク登録できる機能があります。

さらに、前回開いていたフォルダーを再表示できるなど、ファイルへのアクセスがしやすい機能が充実しています。

エクスプローラーをタブ表示して整理しやすくする

１．ソフトをダウンロードする

「Clover」のダウンロードサイトにアクセスします。今回はVictorのサイトを利用しましたので、「ダウンロード」タブを選び、「ダウンロードページへ」をクリックします。

ファイルをダウンロードするページ画面が表示されたら、「このソフトを今すぐダウンロード」をクリックして、ファイルをダウンロードします。

２．ソフトをインストールする

ダウンロードした「Clover」のファイルは、圧縮ファイルでダウンロードされていますので、ファイルを右クリックしてメニューを開き、「解凍」または「すべて展開」を選びます。

ダウンロード先を指定すると「Clover_Setup.exe」というファイルが表示されますので、ダブルクリックします。

Cloverのセットアップ画面が表示されますので、「次へ」をクリックします。

インストール先フォルダを変更する際には、こちらで「参照」をクリックして指定します。特に変更する必要は無いと思いますので「インストール」をクリックします。

インストールが始まり、すぐに完了します。

「Clover」が起動します。

３．新規タブの開き方

エクスプローラー状にタブが表示されていますので、一番右側に表示されている小さなタブをクリックすることで、新規タブを開くことができます。

４．新しいタブでフォルダーを開く

新しいタブを開いたら、開きたいフォルダーをクリックすることで開きます。ここは、通常のファイルを開くのと操作は変わりませんので迷うことはありませんね。

５．ブックマーク登録する

ブックマーク登録したいタブを右クリックしてメニューを表示し、「このページをブックマークに追加します」をクリックします。

「ブックマークを追加しました」というウインドウが表示されます。もし、名前を変更したい時は、ここで名前を変更することができます。

ここでは、「写真」というフォルダーのブックマーク登録をしました。

６．タブの表示方法をカスタマイズする

タブの左側にあるアイコンをクリックしてメニューを表示し、「設定」をクリックします。

この設定画面でタブの表示方法を変更することができます。起動時に前回開いていたエクスプローラーやフォルダーをすぐに表示することができるように、「前回開いていたページを復元する」にチェックを入れておくと便利です。

７．アンインストール（削除）の方法

「Clover」を削除・アンインストールする場合は、「スタートボタン」を右クリックして、「コントロールパネル」 ⇒ 「プログラム」 ⇒ 「プログラムと機能」の順にクリックします。

「Clover」をクリックして、「アンインストールと変更」をクリックします。

アンインストールの確認画面が表示されますので、「はい」をクリックします。

アンインストールが完了すると、またウインドウが表示されますので「OK」をクリックして削除完了です。

編集後記

写真やファイルを整理するときに、大量ののファイルをコピーペーストしたりするのに、いつもフォルダーを複数開いていることがあると思います。

どのフォルダーを開いているのか分からなくなることがあり、作業効率が悪いと感じます。

そんな時に、活躍してくれるソフトですね。

以前使っていた「 QTTabBar 」よりも、こちらの「Clover」の方が私は使いやすいのでおすすめです。