3年間使っているブラザー（brother）のプリンターの電源が入らない、入らなくなるなりました。まだ、3年しか使っていない（もう、3年なんですかね）のになぜ故障したのって思いました。印刷したいものがあるのに、こういうときに限って印刷できなくなってしまうものですよね。

そこで今回は、ブラザーのプリンターの電源が入らないという状況になったときの直し方についてまとめました。

プリンターの電源が入らなくなった原因は？

いつものようにパソコンから印刷していました。必要なものは、きちんと印刷することができていましたが、プリンターの画面には、「データが残っています」という表示がありました。プリンターの印刷情報で保留になっているデータはありませんし、印刷したいものはすべてプリントアウトされていました。

何のデータが残っているのか分からない状態でした。パソコンからの印刷、プリンター機能、スキャナー機能すべてが使えない状態でした。「データが残っています」という表示が消えないので、しばらく放置しておきましたが1日経っても変わらなかったので、電源を長押ししてプリンタの電源を強制的にOFFにしました。

その後、電源が全く入らなくなりました。電源を長押しても何の反応もありません。

はっきりした原因は分かりませんが、強制終了したことが原因なのかも知れません。

電源が入らないときに確認すべき3つのこと

まずは、下記の3つのことを確認してプリンターの電源が入るかチェックしてみましょう。

【電源をオンにしてみる】

プリンターの電源を押してオン（ON）にします。

【コンセントが抜けていませんか】

プリンターのコンセントが抜けていたり、しっかりと奥まで差し込まれていないと電源が入りませんのでしっかりとコンセントを差し込みます。

【分岐タップ・コンセント差し込み口を変えてみる】

コンセントの分岐タップまたは電源タップの故障またはコンセント自体の不具合で電気が届いていないことがありますので、別のコンセントに差し込んでから電源を入れてみます。

3つのことをしても電源が入らないときは

プリンターのコンセントを抜きます。抜いた状態で約20秒待ちます。

コンセントを抜いて20秒待ったら、電源ボタンを押しながらコンセントを差し込みます。

画面が立ち上がりますので、立ち上がったら電源ボタンから指を離します。

「オフ後はファックスが使用できなくなります」というメッセージのあとに「動作終了後、電源をオフにします」と表示されますので、このとき電源ボタンを長押しします。

パネル部分がホーム画面になったら電源ボタンを離します。これで、印刷することができます。

電源が入り、同じ症状が出るようなら

上記の方法で電源を入れることができ、同じ症状を繰り返すようならファームウェアの更新を行なうことで症状を改善することができます。ただ、ファームウェア更新をすると一部の機能に制限が出るとのことで、内容を確認して支障が無ければファームウェアの更新を行ないましょう。

ファームウェアの更新を行うときにはパソコンとプリンターを接続するためのA to Bケーブルが必要になります。このためだけに買うのであれば格安のもので十分です。

【広告】

【広告】USB2.0ケーブル 0.7m（A to B）

brotherの「 ファームウェア更新ツール（特別用対応用） 」にアクセスして、OSのバージョンを選んだら決定ボタンを押します。ダウンロード画面が表示されますので、「注意・制限事項」を確認し、さらに「使用許諾契約書」の内容を確認した上で「使用許諾に同意してダウンロード」ボタンを押します。

ボタンを押すとダウンロードが始まりますので終わるのを待ちます。

ダウンロードが終わったら、A to Bケーブルをパソコンとプリンターに接続してから、ダウンロードしたファイルを開いてファームウェアの更新を行ないます。これで、一連の作業は完了です。

電源が入らないときは

どうしても電源が入らないときは修理に出すしかありません。プリンターを購入した電機屋さんに持ち込んでもいいですし、ブラザーのホームページより修理の申し込みをしてもいいです。インターネットから修理の申し込みが出来ます。

⇒ ブラザーの修理申し込みはこちら

編集後記

プリンターの電源が入らないときは、とても困りましたが、上記の方法で電源が入るようになりました。プリンターの電源が入らないという症状が改善してから1週間が経ちますが、1回だけ電源が入らなくなり、同じ方法で改善しました。

私はまだファームウェアの更新ツールを使っていませんが、頻繁に発生するようならファームウェア更新ツールも行わないといけないかなと思っています。現状は、使えていますので問題は解決しました。