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ハードディスクを最適化(デフラグ)して読み書きを高速化する

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ハードディスクは、新品のうちは連続した領域にデータを書き込むことができるようですが、書き換えを繰り返しているうちに「連続した広い領域」が確保することができなくなってきます。

そうすると、狭い領域に分散して書き込まれるため、読み書きが遅くなる原因になります。

そこで今回は、ハードディスクの最適化を行なうツール「デフラグ」を使って高速化してみたいと思います。

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ハードディスクを最適化して動作を速くする

ハードディスクにデータを書き込む際に、分散して書き込まなければならないため、読み書きが遅くなるようです。分散してしまうことを「断片化」(フラグメンテーション)といいます。

イメージとしては、本棚を思い浮かべて下さい。空の本棚なら、長編の小説やコミックは1巻から順番に収納することができますが、埋まってきたら不要な本を取り除いて空きを作り、その空いたスペースに収納したい本を入れていきます。

そうなると、同じ本でもあちこちに収納されてしまいますよね。これを断片化といいます。

「それ、整理すればいいじゃん」と思いますよね。その通りです。でも、コンピューターはそれを指示してあげないと整理できないのです。

そこで、ハードディスクの最適化を行なうツールである「デフラグ」を使って断片化を解消して、データをまとめることで読み書きする速度を上げることができ、高速化できるのです。

ハードディスク(HD)の断片化を解消するメリット

  • 断片化を解消することでハードディスクを高速化できる
    断片化していると、あちこち探さないといけませんが、デフラグして断片化を解消し、本来のデータのまとまりにすることで、あちこち探す必要が無くなるため、動作が速くなります。
  • 断片化を解消するとハードディスクの寿命が延びる
    ハードディスクは読み書きする度に消耗していきます。そのため、余計な動きが多ければそれだけ、消耗が速くなり、ハードディスクの故障が速くなるのです。

定期的にハードディスクを最適化する

1.ドライブのプロパティを表示する

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「フォルダ」ボタンの上で右クリックしてメニューを表示し、「エクスプローラー」をクリックします。

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エクスプローラーの画面が表示されたら、「PC」の中にある適当なドライブを右クリックしてメニューを表示し、「プロパティ」をクリックします。

2.デフラグ画面を開く

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「プロパティ」の画面が表示されたら、「ツール」タブを選び、「ドライブの最適化とデフラグ」の「最適化」をクリックします。

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3.分析と最適化をする

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最適化したいドライブをクリックして選び、「分析」をクリックするとしばらくして「現状の状態」に分析結果が表示されます。

「OK」が表示されればデフラグの必要はありませんが、カッコ内に断片化部分の割合が表示されたら、「最適化」をクリックして最適化を開始します。

4.最適化の頻度を設定する

3の画面で「設定を変更」をクリックします。

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「最適化のスケジュール」の画面が表示されますので、「スケジュールに従って実行する」にチェックを入れると自動的に定期実行されるようになります。

「頻度」で毎日、毎週、毎月の頻度を選択して「OK」をクリックすれば設定完了です。

編集後記

SSDの場合は、断片化で速度が低下することがありません。

Windows8/8.1のデフラグは、SSDが装着されている場合には断片化の解消が目的ではなく、書き込みを高速化するための「トリム」を行なってくれるので、SSDでもデフラグは無効化しないで定期的に行なうといいです。

※トリムとは、余計な部分を削除してくれること

ハードディスクの最適化をする効果
  • ハードディスクの読み書きが速くなる
  • SSDも高速に書き込めるようになる

パソコンの起動が遅いなら、一度「 起動時間を調べてみる 」のはどうでしょう。どれだけ起動するのに時間が掛かり、高速化したことで、どれだけ速くなったのか知ることができますよ。

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